インプラント特集2

「もうダマされない!歯医者の裏側」週刊ダイヤモンド 2013年6月15日号
「もうダマされない!歯医者の裏側」週刊ダイヤモンド 2013年6月15日号     当院の見解

2013年6月15日号 の週刊ダイヤモンドで「もうダマされない!歯医者の裏側」で58ページにも及んで現在の歯科医院の現状が特集されました。現状をかなり正確にとらえた記事でしたので、患者様は歯科医院選びの参考とされるとよいかと思われます。その一部をご紹介させて頂きます。

要約すると下記のような内容となっておりました。

1.歯科医院の飽和状態について

歯科医院の適正数は人口10万人あたり50人が目安とされるが、今や80人、東京では100人という乱立状態である。更に昔と違い、患者の予防意識が強まったことにより、虫歯の数が減っている。市場規模は変わらないのに歯医者の頭数は増えるのだから取り分は減る。総じて歯科診療所の経営は悪化した。
歯科医院は現在、1日5件のペースで廃院されるも5件のペースで開設されている。

上記現象により下記のような悪い状態が起きている。

【インプラントの事故】

歯医者たちは患者が全額を負担する自由診療に群がった。中でもインプラント市場にこぞって参入し、歯医者の技術不足や強引な営業によってトラブルが多発した。

【インプラント市場の急激な縮小】

未熟な歯科医師によるインプラントのトラブルにより、国内インプラント市場全体の急激な縮小が起こり、2008年をピークに2012年にはピーク時の約2/3となる40万本強まで落ち込んだ。

【インプラントの値下げ競争と格安粗悪なインプラントの使用】

インプラント市場の急激な縮小により、インプラントの値下げ競争の激化と粗悪なインプラント使用によるトラブルが起きている。
厚生労働省が承認したインプラントを使用し、まともなインプラント治療を行えば1本あたり45万円かかるが、最近では韓国や中国から個人輸入した承認されていない格安インプラントを使い、1本あたり20万円で手掛ける歯医者が多い。承認されているインプラントの場合、フィクスチャーという骨に埋入する部分だけで材料代は約4万円だ。一方、格安インプラントでは1本約3千円という超格安品も出回っている。

【利幅確保のため抜かなくても良い歯まで抜歯し無理矢理インプラントへ】

格安インプラントは利幅が薄いので抜かなくて良い歯まで抜いてインプラントを多数埋入するやり口が横行。数をこなすビジネスモデルが治療ミスも誘発した。

【矯正治療の知識の乏しい一般の歯医者が利益確保のため矯正治療を】

矯正歯科治療は専門的な知識や手技が必要であるため、一般歯科で手掛ける場合、外部から矯正専門医を週に数回招聘して対応するケースが多い。しかし、矯正専門医に支払う費用が高いことから、安上がりで済ませようと、知識の乏しい一般の歯医者が自分で手がけている場合もある。

2.多くの歯医者たちが自由診療に走る動機と患者への治療制限

  • 国から報酬が支払われる保険診療では稼げなくなった
  • 患者が希望する短期集中治療が出来なくなった

国や自治体が歯科医療費を抑制するために患者1人あたりの平均保険点数を管理。
1人あたりの平均点数(平均費用)が高い医療機関を「集団的個別指導」、翌年も高いと「個別指導」という個別面談でみっちり指導。これにより1,500点を超えるような治療は500点の治療を月を変えて3回に分けて行わざるを得なくなった。このような歯医者側の事情が、しばしば「1度に治してもらいたいのに、何回も治療される」という患者の不満や不信感を生む原因となっている。

インプラント治療などの自由診療も、信頼関係を築いている歯医者から、必要なタイミング、適切な金額で提案されれば、患者もありがたく選択肢として検討するだろう。そうした関係の構築を無視して患者争奪の値下げ合戦は繰り広げられ、市場にとって適正な価格形成もできずじまい。医療の質の劣化と金銭トラブルを引き起こし、歯医者と患者が信頼関係を築きにくい環境をつくってしまった。

稼ぐことばかり頭にある歯医者は、患者の話を聞こうとせず、患者に行う治療のマイナス面や治療計画をろくに説明しない。そして自由診療を強引に勧める。いいかげんな治療であることを知られたくないため、セカンドオピニオンを嫌がる傾向がある。

逆に保険診療以外の治療を完全否定するような歯医者にも注意したい。勉強不足の歯医者だから、保険診療にこだわっているというケースもある。

インプラント治療に関しては1本あたりの費用は安いほうがありがたいだろうが、十分な品質を確保するには40万円程度かかってもおかしくない。

3.インプラント満足度は98% ネックは費用と体への負担

【インプラント満足度について】

大変満足54%、満足44%、不満2%。九州インプラント研究会が、インプラント治療をした患者に対して行ったアンケートの結果だ。満足の理由は何と言っても「よくかめるようになった」(61%)が1位で、「入れ歯を使わなくていい」(20%)、「見た目がいい」(13%)、「健康になった」3%と続いた。このアンケートは、インプラントを装着した後に「すべて除去」(1%)したり、「一部除去」(2%)した患者も回答し、18%が「何回かトラブルがあった」としながらも、高い満足度を維持した。

抜歯した際の治療方法は、大半の人がブリッジか入れ歯を選択する。インプラントのシェアは1%に満たない。しかし、インプラントの咀嚼能率(かむ力)は、ずば抜けて高く、天然の歯とほぼ一緒だ。比較するとブリッジ・入れ歯のかむ力は、かなり劣ってしまう。おいしい食事をとることが健康に大きく関わってくるだけに、インプラントの強みは大きな価値を持つ。

【インプラント・ブリッジの5年残存率の違い】

インプラントの5年後の残存率は95.6%、その上部構造は95.4%、日本人を調べた論文では、上顎の5年後残存率が98%、下顎は96%だ。インプラント周囲炎などにかからないようにメンテナンスをきちんと行えば、数十年機能しているケースもあり、比較的長期にわたって使用できる。

一方で、ブリッジは残念ながら5年後残存率が55.6%と低い。インプラントと部分入れ歯を比べた場合でも残存歯への影響がよりいいことがわかっている。

上記内容の記事が週刊ダイヤモンドに掲載されておりました。
一部、ご紹介させて頂いた記事内容以外に関しても、かなり的を得た内容のものでしたので、歯科医院選びの参考にして頂けるとよいかと思われます。

当院の見解
インプラントの適正価格について

週刊ダイヤモンドにも記載されておりましたが、厚生労働省から承認を受けたインプラントメーカーの材料費はかなり高いです。そのかわり、メーカーによる品質管理が徹底されている材料ですので、患者様にも安心して利用できるのです。

同じように技工所にかんしてもそうです。技工所とは患者様の差し歯や入れ歯、インプラントの上部のセラミック歯などを作製する会社ですが、もちろん技工費用というものがかかります。
ニュース等で問題となりましたが、歯科医院の中にはコスト削減のため、中国など海外に作製依頼を行なっているところもあります。中国で作製された技工物からは、日本では認められていない鉛や他の有害物質が検出され、健康被害を引き起こしていることで問題となったのも記憶に新しい限りです。

当院では院内の他に和田精密歯研や協和デンタルラボラトリーなど大手の信頼出来る技工所で技工物の製作を行なっております。技工費用は他の技工所に比べかなり高価です。協和デンタルラボラトリーなど技工費用だけで上下160万円かかることなども多々あります。
日本で最も技工費用の高い技工所ですが、技術力の高さも群を抜いているため、良質な技工物が完成してくるのです。安価な技工所に作製を依頼し、利鞘を確保することも可能ではありますが、適合等に問題が出てくるため、「良質な治療」の観点から当院では行なっておりません。

週刊ダイヤモンドにも記載がありましたが、厚生労働省から承認を受けたインプラントメーカーのフィクスチャーやアバットメント、その他のインプラント治療に必要な材料費、および技術力のある技工所への技工費だけでもインプラント1本につき10万円以上は余裕でかかります。当院でもその限りです。そこに諸経費がかかってくるのですから、しっかりとしたインプラント治療を行うにあたり、物理的にインプラント1本+上部構造の費用が10万円とか20万円というのは不可能なのです。

保険治療での短期集中治療について

週刊ダイヤモンドの記事の限りです。現在の状況では他院だけではなく、当院においても保険治療での短期集中治療を行うことはかなり難しいかと思われます。1月あたりの治療費の制限が実質的にあり、それを超えると歯科医院が指導の対象となってしまうため、現状では短期集中治療をご希望の場合は自由診療となってしまうでしょう。

歯科医院の倒産とインプラントメーカーの倒産、路頭に迷う患者

週刊ダイヤモンドにも記載されておりましたが、歯科医院は現在、1日5件のペースで廃院されるも5件のペースで開設されております。これは治療を受けた歯科医院がいつ倒産してなくなってもおかしくないというリスクを患者側が抱えているということです。当院にも「他院にてインプラント治療を行ったが、その歯科医院が倒産してなくなってしまった。今後のメンテナンス等どうすれば良いのか?」という相談が寄せられます。更に記事にもありましたが、「治療費用の支払いが済んでいるのに、歯医者が倒産してしまった。治療途中なのにどうすれば良いのか?」などの相談も寄せられます。高額な歯科治療を受ける場合には、その歯科医院の技術力や設備だけでなく、経営状態まで患者側が慎重に検討しなければならない時代なのかもしれません。

そのうえ、インプラント市場の急激な縮小が起きています。これによりインプラントメーカーが倒産し、インプラントの修理が必要にもかかわらず、メーカーの倒産により、材料の入手が不可能となり、従来、修理で対応できるケースが、インプラント治療をやり直さなくてはならないケースも増えていると聞きます。このようなリスクを回避することも患者側には必要なのです。インプラント治療を受ける際には最低限、厚生労働省が承認したインプラントを使用しているかどうかを確認することが必要なのではないでしょうか。

当院では今後も色々な情報を患者様へ提供させて頂きたいと思います。疑問点・不安な面などがございましたら、担当医にご質問ください。

吉祥寺セントラルクリニックのインプラント治療

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