HOME >  コラム >  歯並びが健康寿命を左右する?80歳でも自分の歯を残すための習慣

歯並びが健康寿命を左右する?80歳でも自分の歯を残すための習慣

歯並びが健康寿命を左右する?80歳でも自分の歯を残すための習慣

目次

東京都武蔵野市吉祥寺駅北口隣接の歯医者・矯正歯科「吉祥寺セントラルクリニック」です。
「歯は一生もの」と言われるように、年齢を重ねても自分の歯で食事ができることは健康寿命に大きく関係しています。
なかでも歯並びの良し悪しが、歯の健康状態や全身の健康に与える影響は見逃せません。
歯並びが悪いと見た目の問題だけでなく、噛み合わせや虫歯・歯周病のリスクにも関係することがわかっています。
今回は、歯並びと健康寿命の関係について詳しく解説します。
今後の健康管理のヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

 

歯の寿命と健康寿命には差がある

日本人の平均寿命は約80〜87歳ですが、歯の平均寿命は50〜65年とされています。
とくに奥歯は前歯に比べて寿命が短く、10年以上の差があることもあります。
人生100年時代において、歯の健康寿命を延ばすことは非常に重要なテーマです。
歯を失う主な原因は歯周病、虫歯、そして歯の破折の順に多く、これらは日常的なケアや生活習慣によって予防可能です。
歯の寿命を延ばすことは、健康寿命を支える土台になります。

 

歯並びの悪さがもたらす間接的な影響

歯並び自体が歯の寿命を直接縮めるわけではありませんが、さまざまなトラブルの引き金になる可能性があります。
たとえば、磨きにくい歯並びはプラークが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高めます。
また、噛み合わせが悪いことで一部の歯に過剰な負担がかかり、破折や歯のすり減りにつながることもあります。
つまり、歯並びの悪さは間接的に歯の寿命を縮める要因になり得るのです。
予防と早期対応が重要となります。

 

噛み合わせの異常が全身に与える影響

噛み合わせが悪いと、歯や顎に余計な力がかかり続けるため、顎関節症や頭痛、肩こりなどの全身症状につながることがあります。
とくに開咬や反対咬合といった不正咬合は、奥歯への負担が集中しやすく、加齢に伴って歯の喪失リスクが高まるといわれています。
さらに、口呼吸になりやすい歯並びでは口腔内が乾燥しやすく、細菌の繁殖を助けてしまうこともあります。
適切な噛み合わせは、体全体の健康維持にも寄与します。

 

8020運動と健康寿命の関係

「80歳で20本の歯を保とう」とする8020運動は、健康寿命の延伸を目的とした取り組みです。
20本の歯があれば、ほとんどの食べ物を自分の歯で噛むことができるとされています。
近年の調査では、8020を達成している高齢者の多くが良好な噛み合わせを持っていることが分かっています。
反対咬合や開咬の方は少なく、これらの不正咬合が歯の喪失リスクに大きく関係していると考えられます。
正しい噛み合わせは、口だけでなく生活の質の維持にも直結します。

 

歯並びの改善がもたらすメリット

歯列矯正などで歯並びや噛み合わせを整えることは、見た目だけでなく健康面でも大きなメリットがあります。
まず歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防がしやすくなります。
また、噛み合わせの改善により一部の歯に負担が集中するのを防ぎ、歯の破折や顎関節症などのリスクも軽減されます。
さらに、正しい噛み合わせによってしっかりと咀嚼できるため、消化や栄養吸収にも良い影響を与えます。
長い目で見て、矯正治療は健康寿命を延ばすための有効な選択肢となるでしょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

東京都武蔵野市吉祥寺駅北口隣接の歯医者・矯正歯科
吉祥寺セントラルクリニック
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-4-18 ジョージフォーラムビル5F
TEL:042-228-0552

初診予約受付
EPARK歯科
無料カウンセリング予約 無料メール相談 ご予約変更・キャンセル
  • 審美治療部門
  • インプラント部門
  • 矯正歯科部門

吉祥寺セントラルクリニック

〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-4-18
ジョージフォーラムビル5F
※吉祥寺駅北口隣接
※サーティワンアイスクリームの
入っているビルの5Fです
アクセス