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歯に食べ物・フロスが詰まった!取れないときの対処法を解説します

食べ物が歯に詰まってしまい、食事が楽しめなかった経験のある方が多いのではないでしょうか。詰まったものが気になって食事に集中できなかったり、見た目が気になったりすることもありますよね。

すぐに取れない場合はフロスや爪楊枝で取りたくなりますが、使い方を誤ると歯茎や歯を傷つけてしまう可能性があります。

そこで今回は、歯に食べ物やフロスが詰まった場合の対処法について解説します。歯に詰まり取れなくて困っている方はぜひ参考にしてください。

歯に食べ物やフロスが挟まったら、放置せずすぐに取る!

歯に食べ物やフロスが挟まってしまったら、放置せずにすぐに取り除くようにしましょう。挟まったまま放置してしまうと、周辺に汚れがたまってしまい歯茎が炎症を起こしてしまうことがあります。虫歯や歯周病の原因となることもあるため、歯と歯の隙間に挟まってしまった場合は、できるだけ早く取り除くように心がけましょう。

歯に食べ物が挟まって取れないときの対処法

繊維の多い野菜などの食べ物は、歯に挟まりやすく取りにくいことがあります。出先で挟まってしまうと、食事中の口元が気になることもあるでしょう。

ここでは、歯に食べ物が挟まって取れないときの対処法について解説します。

歯間ブラシを使って取る

食べ物が挟まって取れないときは、歯間ブラシの活用が有効です。持ち歩き用の小さいタイプも販売されているため、日ごろから持ち歩いていると出先で挟まったときも安心です。ただし、歯間ブラシはサイズが合っていないとブラシで歯茎を傷つけてしまったり、挟まった食べ物を取り切れなかったりします。歯医者で自分に適したサイズを聞いておくと安心でしょう。

デンタルフロス(糸ようじ)を使って取る

歯と歯の間に隙間がない方は、デンタルフロス(糸ようじ)を使って挟まった食べ物を取り除いてみましょう。デンタルフロスには、取っ手の付いているタイプや指巻きタイプがあります。初めてデンタルフロスを使う方はY字型の取っ手付きデンタルフロスが扱いやすいでしょう。使い方がわからない方は、歯医者で指導を受けると安心です。

歯医者さんに取ってもらう

自分ではどうしても取れない場合、歯医者に出向き取ってもらう方法もあります。食べ物の詰まりだけでの受診に抵抗を感じることもあるかもしれませんが、そのまま放っておくと歯茎が炎症を起こしてしまう可能性も考えられます。食べ物が挟まっている箇所に痛みやにおいがある場合は、歯医者に相談するようにしましょう。

歯にフロスが挟まって取れないときの対処法

歯に挟まった食べ物を取り除く際や、日ごろのケアでデンタルフロスを使用した際に、デンタルフロスが切れて挟まってしまうことがあります。歯に挟まって残ってしまったデンタルフロスは指では除去しづらく、そのまま取れないケースもあるでしょう。

ここでは、歯にフロスが挟まって取れないときの対処法を解説します。

新しいフロスを使って取る

歯にデンタルフロスが挟まって取り除けない場合は、新しいフロスを通してみましょう。強い力で通すとかえって挟まっているフロスを歯茎のなかに押しやってしまうケースがあります。上下ではなく前後に少しずつ動かしながら挟まったフロスを取り除きましょう。

歯医者さんに取ってもらうのが最も良い

先が細くなってしまったデンタルフロスは、自分では取り除けないことがあります。その場合は、歯医者さんで取りのぞいてもらいましょう。ピンセットや薄い金属板を使用してきれいに取り除いてもらえます。歯医者さんをしばらく受診していなかった方は、ついでに虫歯チェックやクリーニングなどを受けるとよいでしょう。

歯に挟まったものを取るときにやってはいけないこと

歯に食べ物やフロスが挟まると、どうしても気になり取れるまで触ってしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、むやみに触り続けたり爪を立てたりすると、歯茎を傷つけてしまう可能性があり危険です。

ここでは、歯に挟まったものを取る際にやってはいけないことを紹介します。

鏡を見ずに取る

歯に挟まったものを取り除く際は、必ず鏡で位置を確認するようにしましょう。歯や歯茎を傷つけることなく挟まったものを取り除けます。小さい持ち運び用の手鏡をカバンのなかに入れておくと、出先でも確認できます。

鋭利なものを使って取る

歯に挟まったものがなかなか取れないと、爪楊枝や針など先の尖ったものを使いたくなりますが、歯茎を傷つけてしまう可能性があるため避けましょう。誤って口のなかを切ってしまうこともあり、危険です。挟まっている箇所がわかる場合は、ピンセットなどで取り除くようにしましょう。

無理やり取ろうとする

挟まっているものを無理やり取ろうとすると、より奥に押しやってしまう可能性があります。余計に取りづらくなり、自力では取り除けなくなることもあるでしょう。また、無理な力で取ろうとすると、歯や歯茎を傷つけることもあります。取りづらいと感じた場合は、歯医者さんに相談するようにしましょう。

歯に食べ物やフロスが挟まりやすい人の特徴

いつも同じ場所に挟まる、急にフロスが引っ掛かりとおりづらくなったというような場合は、口内が問題の可能性があります。

ここでは、歯に食べ物やフロスが挟まりやすい人の特徴を解説します。

歯石・虫歯がある

歯と歯の間に虫歯や歯石があると、歯の表面がザラザラしてしまい食べ物やフロスが挟まりやすくなります。いつも同じ場所に食べ物が詰まる、フロスが引っ掛かるなどの場合は、虫歯や歯石がたまっている可能性があるため、歯医者で確認してもらうようにしましょう。

被せ物・詰め物で隙間ができている

虫歯治療で被せ物や詰め物をしている場合、人工物のためどうしても歯と被せ物・詰め物の間に段差ができてしまいます。適合が悪い場合は、歯と被せ物・詰め物の間に隙間があるケースも少なくないでしょう。治療箇所の隙間や段差に食べ物が挟まると、再び虫歯になってしまったり、なかで虫歯が進行していたりする可能性があります。

歯並びが悪い

歯並びが悪くガタガタしていたり、歯と歯の間に隙間があったりすると、食べ物が詰まりやすくなってしまいます。歯ブラシも届きにくくなるため、汚れが蓄積されて余計に食べかすが挟まってしまうこともあるでしょう。歯列を整える矯正治療を行うことで、頻繁に食べ物が詰まるのを避けられるかもしれません。

歯茎がやせている

歯茎がやせていると、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなります。歯茎のなかに食べ物が詰まってしまう場合は、歯周病が進行している可能性も考えられるでしょう。歯医者で適切な治療を受け、歯茎の健康を取り戻すと歯に食べ物が挟まる回数を減らせるかもしれません。

まとめ

食べ物やフロスが詰まった際の、対処法について解説しました。食べ物やフロスが挟まってしまう原因は、食べ物やフロスの使い方に問題があるケースばかりではありません。口内の環境を整えると解決するケースもあるため、歯医者で口内環境を確認してもらうとよいでしょう。

吉祥寺セントラルクリニックでは、各種専門治療の総合的な歯科治療を行っています。一般歯科だけでなく、審美歯科や矯正歯科など、それぞれの分野に特化した専門スタッフと連携を取りながら幅広く対応しています。お口のなかのトラブルや、通院する歯科医院でお悩みの方は、信頼できるホームドクターとして、吉祥寺セントラルクリニックへお気軽にご相談くださいませ。

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