矯正治療中にスポーツできる?運動部員やスポーツ選手でもできる矯正方法を解説
部活動をしている学生さんやスポーツ選手の方は、矯正治療はできないのではないかと諦めていませんか。歯並びにコンプレックスを持ちつつも、スポーツができなくなることを恐れて治療に踏み切れない方もいるかもしれません。
そこで今回は、スポーツをしている人でも歯列矯正ができる方法を解説していきます。歯並びや噛み合わせで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
矯正治療中にスポーツできる?
スポーツをしている人が歯列矯正をするのは、基本的に問題ありません。矯正治療は特別な処置を行うことは少なく、通常どおりの流れで進んでいきます。治療中に装着している装置が壊れたり、大きなケガをしたりしない限りは、治療期間も2~3年で終わるケースがほとんどです。
スポーツ選手が金属製の矯正装置を着用すると危険というイメージを持っている人もいるかもしれません。近年では、運動部や吹奏楽部で活動している人など、さまざまなニーズを満たす矯正方法が登場するようになりました。
スポーツを頑張っている人ほど、歯並びや噛み合わせを整えると多くのメリットがあります。当記事を参考に自分に合った矯正方法を見つけてみましょう。
スポーツをしていてもできる矯正治療の種類
ここからはスポーツをしている方でもできる矯正治療の種類について解説していきます。それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介しますので、参考にしてみてください。
ワイヤー矯正(表側矯正)
ワイヤー矯正は、歯の表側に矯正用の装置を取りつける方法です。歯列矯正と聞くと、この方法をイメージする方が多いのではないでしょうか。
ワイヤー矯正の特徴は、さまざまな症状に対応できることです。あらゆる矯正方法のなかでもっとも症例が多く、理想の歯並びを手に入れやすいことがメリットといえます。また、装置が舌に当たらないため、大きな声を出すときにも影響がありません。
デメリットとしては、金属製の装置が目立ってしまうことが挙げられます。最近では金属製の装置だけでなく、透明なプラスチックやセラミック製のものも選べるようになってきました。治療中の見た目が気になる人も安心して治療を受けられます。
ワイヤー矯正(裏側矯正)
裏側矯正とは、歯の裏側に装置を装着する矯正方法です。外から見て目立ちにくいのがメリットですが、スポーツをするうえではデメリットのほうが多くなります。
まず、競技中の接触や転倒などで装置が外れてしまった場合、修復に時間がかかるのが特徴です。歯の裏側に装置をつけるのはベテランの歯科医でも難しいため、治療期間が長引いたり、追加費用がかかったりする可能性もあります。
他にも、装置が舌に当たることが多いため、声を出すときに気になってしまうことが少なくありません。装置が粘膜に触れる回数が増えると口内トラブルにつながる可能性も高まります。スポーツ中に装置が気になると、パフォーマンスに影響する可能性も高いことを覚えておきましょう。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、あらかじめ計画された期間に沿って、専用のマウスピースを装着して少しずつ歯を動かしていく治療法です。裏側矯正と同じく目立ちにくいため、治療中の見た目が気になる方に好まれています。また、矯正中の痛みがワイヤー矯正よりも少ないのもメリットです。
ただし、マウスピース矯正は、1日の装着時間が決められていることが多いため、スポーツをする際に外す時間が長いと治療が進まないことがあります。また、マウスピースの装着が甘いと、矯正の効果が弱まってしまうことも少なくありません。
スポーツ選手・運動部員が歯列矯正を行うメリットと注意点
スポーツ選手が歯列矯正を行うと、さまざまなメリットが得られます。見た目の美しさだけではなく、パフォーマンスアップにもつながることも珍しくありません。スポーツの活動と並行して治療を進めるのは大変なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、通いやすい場所や信頼できる歯科医がいる医院を選べば、ストレスなく治療を進められるでしょう。
逆に、病院選びや治療開始のタイミングを間違えてしまうと、場合によっては治療が進まなかったり口内トラブルにつながったりすることもあります。
ここからはスポーツ選手が歯列矯正をするメリットと注意点をそれぞれ解説するので、治療を検討している方は参考にしてみてください。
スポーツ選手・運動部員が歯列矯正を行うメリット
スポーツではダッシュやジャンプなど、瞬発力が試合の勝敗に大きく関わってきます。噛み合わせがよいと身体能力や瞬発力にもよい影響があるといわれているため、歯列矯正はとても重要です。また、歯並びをよくすると噛み合わせがよくなるため、左右のバランスが整う効果も期待できます。
噛み合わせが改善されると噛む力が強くなるため、食べ物の咀嚼もしやすくなります。結果的に食事の消化がよくなり、効率よく栄養補給ができるようになるでしょう。
スポーツ選手・運動部員が歯列矯正を行う際の注意点
スポーツを行っている人が歯列矯正をすると大きなメリットがあります。スポーツ選手でも通常どおり治療を進められますが、いくつか注意点があるので覚えておきましょう。
一つは、スポーツ中に装置が外れてしまうリスクです。たとえば、ボクシングやラグビーなどのコンタクトスポーツでは、接触や転倒によって矯正装置が外れたり口内が傷ついたりするリスクが高まります。口内に違和感がある状態ではプレイに集中できず、ストレスを感じてしまうことも少なくありません。
また、バスケットボールやバレーボールなども、顔面にボールが当たった際には同様の問題が起こりやすくなります。繰り返しになりますが、競技中は唇や口内が傷つかないように、注意しましょう。スポーツ選手が矯正治療を行う場合は、専用のマウスガードを装着することもあります。必要かどうかは、歯科医と相談して決めるとよいでしょう。
もう一つは水分補給についてです。治療中の水分補給は、基本的に水だけです。理由は、スポーツ飲料などは糖類が含まれているため、虫歯のリスクが高まるからです。もし飲む必要がある場合は、しっかりと歯磨きを行い、口内環境を整えるようにしましょう。
まとめ
スポーツをしている人でも歯列矯正は問題なくできます。歯並びや噛み合わせを改善すればパフォーマンスアップにつながり、今まで以上にスポーツを楽しめるようになるかもしれません。歯列矯正をするとさまざまなメリットを受けられるので、迷っている方は信頼できる歯科医に相談してみましょう。
「吉祥寺セントラルクリニック」は、歯科医や歯科技工士などとチームを組み、安全性に配慮した治療を心がけています。スポーツを頑張っている方にも安心して治療を受けてもらえるように、無料のカウンセリングも行っているのが特徴です。
「吉祥寺セントラルクリニック」では、噛み合わせの回復をゴールに掲げているため、競技中のパフォーマンスアップも期待できます。治療中の不安や費用のことなど、気になることがあればぜひ一度ご相談ください。
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