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歯医者でのクリーニングにかかる値段とは?相場やクリーニングの大切さについて

口内や歯を健康な状態で保ちたい方にとって、クリーニングの内容や費用はとても気になりますよね。一回で終わると思っていたのに複数回かかってしまい、予算をオーバーしてしまうこともあるでしょう。

しかし、普段の歯磨きでは取り除けない歯石や歯垢をそのままにしてしまうと、虫歯や歯周病の原因になります。治療が長期化してしまうのを防ぐためにも、歯医者でのクリーニングはとても有効です。

そこで今回は、歯医者でクリーニングにかかる値段について解説します。気になる相場やクリーニングの重要性についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

【結論】歯医者でのクリーニングにかかる値段は3000~6000円

歯医者でクリーニングを行う場合、費用は一回につき保険適用で3,000~6,000円ほど、クリーニングにかかる時間は20~60分ほどです。健康保険が適用されないクリーニングでは、医院にもよりますが一回5,000円ほどの費用が発生します。着色が少なければ一回で終わりますが、多い場合は複数回受ける必要があるでしょう。

ここでは、保険適用のクリーニングと、保険適用外のクリーニングについて解説します。どちらに当てはまるかの判断は、歯医者の診断に任せるようにしましょう。

保険適用のクリーニングの目的と適用条件

歯医者で行われるクリーニングで保険が適用されるのは、歯周病の治療が目的のクリーニングです。歯と歯茎の状態を確認し、歯周病の原因となる歯石除去をメインに行います。歯石の付着量が多い場合は、複数回に分けて除去する必要があり、歯茎の状態を観察しながら治療を進めていきます。

また、歯茎よりも上にある歯石を除去しても歯茎の状態が改善されない場合は、歯茎のなかにまで歯石が付着している可能性があります。その場合は、歯茎を切り開いて歯石を取り除く処置が必要なケースもあるでしょう。

保険適用外のクリーニングの目的

保険適用外のクリーニングとは、たばこのヤニや着色の除去を目的としています。審美的な改善を目的としているので、健康保険は適用されません。専用の器具を用いて、自分では取り切れない汚れや軽い着色汚れを取り除いていきます。磨き残しや着色がひどい場合は染色液を使って汚れを確認し、適切な歯磨き指導を行う場合もあります。

ただし、着色がついている方の多くは歯石も付着しているケースが多いため、保険適用のクリーニングと併用する場合があります。治療の流れについては、それぞれ口内の状態によって異なるため、医師とよく相談して決めるようにしましょう。

クリーニングは本当に値段に見合った効果がある?

クリーニングを希望する方の多くは「歯石も取りたいけれど、着色も取ってほしい」と感じているでしょう。しかし、なかには健康保険が適用されないのであれば、クリーニングは受けたくないと考える方もいるでしょう。

クリーニングの費用を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、クリーニングを受けると以下のような効果が得られます。

  • 虫歯や歯周病の予防につながる
  • 歯の見た目が綺麗になる
  • 口臭予防になる

では、クリーニングを受けると得られる効果についてくわしく解説します。

クリーニングのメリット①虫歯や歯周病の予防につながる

クリーニングの大きな目的は、口腔内を清潔な状態に保つことです。磨き残しや歯石は虫歯や歯周病を誘発してしまうため、定期的にクリーニングで取り除くことによって虫歯や歯周病の予防につながります。

口腔内の環境に変化が見られても、早期発見できるので治療にかかる費用や時間も抑えられるでしょう。歯科治療は重症化するほど治療期間や費用が大きくなっていくので、予防がとても大切です。

クリーニングのメリット②歯の見た目が綺麗になる

自宅で丁寧に歯磨きをしていても、自分からは見えない部分や磨きにくい歯の裏側までは完璧に磨き上げることは難しいでしょう。しかし、定期的に歯医者で専門の器具を使用したクリーニングを行うことで、健康的で清潔な歯を保てます。歯の美しさは見た目の印象を変えてしまうこともあるため、定期的なクリーニングはとても大切です。

クリーニングのメリット③口臭予防になる

歯にこびりついた磨き残しや食べかすは、細菌の塊(プラーク)なため口臭の原因となってしまいます。歯と歯の隙間にたまったプラークや歯石を取り除くことで、口臭予防にも役立ちます。

歯磨きには気を使っているのに口臭が気になる方は、見えないところに汚れがたまっている可能性も考えられます。一度歯科歯医者でクリーニングを受けてみましょう。

クリーニングを受けるのがおすすめの人

歯医者で行うクリーニングでは、歯石や着色の除去だけでなく、虫歯や歯周病噛み合わせなど口内全体の確認も行います。そのため、口内の健康を考慮すると、基本的にはすべての方にクリーニングを推奨します。

なかでも、以下のような項目に当てはまる方は、早めに受診しましょう。

  • しばらく歯医者に行っていない方
  • 口内に違和感を覚える箇所がある
  • 口臭がきになり始めた方

口内を健康に保つためには、予防がとても重要です。早めに処置を施すことで治療や費用を抑えることにもつながるので、定期的にクリーニングへ通う習慣をつけるとよいでしょう。

クリーニングとPMTCの違い

PMTCとは、健康保険が適用されないクリーニングのことを指します。歯と歯茎の間にたまっている汚れを、専用の機会や器具を用いて取り除くことが目的です。自分自身では取り除けない汚れもすっきり落とし、汚れがつきにくくなる処置も施されます。

矯正治療中の方や、インプラント治療を受けた方、セラミックなどの被せ物が入っている方など、とくに口内の健康を保ちたいと考えている方に向いている処置でしょう。

一方で、一般的にクリーニングと呼ばれているものは、歯石や着色を落とすことを目的としています。PMTCとは目的や使用する器具が異なるため、注意しましょう。希望がある場合は、事前に医院へ伝えておくと安心です。

クリーニングを受けるべき頻度

クリーニングは、口内が良好な状態であれば3~6ヶ月に一度ほどのペースで受けることが望ましいです。歯石や着色が多い場合は、複数回通院する必要があります。また、日ごろのブラッシングやケアを怠っていると、数ヶ月に一度のクリーニングでは汚れを落としきれない可能性があります。その度に通院するケースもあるので、自宅でのケアもしっかり行うようにしましょう。

まとめ

歯医者でのクリーニングについて解説しました。歯が痛くなってから歯医者を受診する方も多いですが、定期的に歯石や着色を除去することで、虫歯や歯周病の予防につながります。定期的なクリーニングは、将来的に歯を失うリスクもグッと下げられるため、はやい段階から通う習慣をつけることが大切です。

吉祥寺セントラルクリニックでは、各分野の専門医と技工士や歯科衛生士がそれぞれ連携を取り合いながら、最善の治療を提供できる環境を整えています。歯医者が苦手な方でも通院しやすいよう、安全性にも配慮した空間で治療を提供しています。口内のトラブルでお困りの方、しばらくクリーニングを受けていない方は、吉祥寺セントラルクリニックへお気軽にご相談くださいませ。

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