歯列矯正を「やらなきゃよかった」と後悔しないために!失敗例と対策を紹介
歯列矯正とは、出っ歯や受け口、デコボコした歯など「不正咬合」とよばれる乱れた歯並びを治す治療です。審美的なイメージが強い歯列矯正ですが、心身上の健康面でもさまざまなメリットがあるのです。
しかし、実際歯列矯正をしてみて「やらなきゃよかった」と感じる人もいらっしゃいます。
今回は歯列矯正に関する失敗例と対策について解説していきます。歯列矯正を検討されている方はぜひ参考にしてください。
歯列矯正とは
歯列矯正とは、乱れた歯並びをきれいにして噛み合わせを整える治療です。歯並びが悪ければ歯磨きが上手くできず、虫歯や歯周病の原因になります。
また、噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛、胃腸など身体のバランスにも影響を及ぼすため早めの治療が欠かせません。健康な口腔環境を整えれば、食事も美味しく感じられるようになり、口の中はいつでも清潔に保てるのです。
歯列矯正を「やらなきゃよかった」と思うのはどんなとき?~治療中編~
歯列矯正は口腔内や身体の健康のためにおすすめですが、中には歯列矯正をしなきゃよかったと感じている人もいます。
まずは、歯列矯正でどのようなトラブルがあったのか紹介します。過去のトラブルを理解することで正しい対策方法や矯正歯科選びの参考になるはずです。
食事しにくい
歯列矯正でワイヤーとブラケットを使った治療中は、食事に注意が必要です。ワイヤーが装着された状態で食事をすると食べカスが付着しやすくなります。また、硬いものを食べると装置が外れたり変形したりすることもあります。
装置が外れると、口の中を傷つける原因になりますので食べる際は十分注意しましょう。
痛みが強い
歯列矯正では強い力で歯を移動させるため、痛みを感じやすくなります。早い人では矯正器具を装着後3~6時間で痛みを感じ、痛みのピークは2~3日ほど続きます。しかし、1週間もすれば痛みは引いていくケースが多いので 過度に気にすることはないでしょう。
もっとも、痛みが強い場合はワイヤーを緩めることも可能です。耐えられない痛みに悩んでいる方は歯科医に相談しましょう。
抜歯した部位が目立っている
歯列矯正では、歯を動かすときにスペースを作るために抜歯することがあります。その際にどの歯を抜歯するかは大変重要ですので、必ず事前に歯科医と相談しておきましょう。
抜歯したスペースに歯を移動させる場合、移動に時間がかかりがちです。今まで順調に移動できていても、抜歯した結果できた隙間がなかなか閉じないケースがあります。
隙間が空いた状態が半年以上かかることもありますので、抜歯した部位が目立ってしまうのです。
虫歯・歯周病を患った
歯列矯正をする際に虫歯や歯周病があれば、先に治療しなければなりません。矯正治療中は虫歯や歯周病にかかりやすいので、要注意です。
治療期間が想定以上に長くかかっている
歯列矯正は一般に2~3年ほどかかります。症状によってはさらに時間が以上かかるケースも少なくありませんので、多少長めに見積もっておきましょう。
歯列矯正を「やらなきゃよかった」と思うのはどんなとき?~治療後編~
歯列矯正をしてみて違和感を覚える方も少なくありません。その原因はいくつかありますが、原因や対策を含めて一つひとつ解説していきます。
期待した結果と違っていた
事前の歯科医とのカウンセリングで齟齬があったり、歯列矯正が思うように進まなかったりした場合では、期待した結果と異なることもあります。そのため、歯科医と話す矯正前のカウンセリングや矯正中の途中経過についての相談では、気になることは全て確認しておくことをおすすめします。
時間の経過とともに元に戻ってしまった(後戻り)
また歯列矯正の失敗で次に多い事例が、歯の後戻りです。矯正装置を外すと歯は元に戻ろうとしはじめますので、治療が完了しても保定装置をきちんと装着しなければ矯正前の状態に戻ってしまいます。
噛み合わせが悪くなった
歯列矯正中は強制的に歯を動かすため、歯と歯が当たったり噛み合わせが悪くなったりすることがあります。矯正治療を開始するときは奥歯に力が上手く入らず、人によっては歯が浮いているような錯覚を感じることもあるのです。一時的なもので次第になくなっていくのですが、気になるようでしたら歯科医に相談しましょう。
歯の隙間が目立つようになった
歯列矯正すると歯並びはきれいになっていますが歯の隙間が目立つことがあり、「ブラックトライアングル」と言います。
矯正前は乱れた歯並びが原因で、プラークが歯と歯の隙間に溜まり歯肉が盛り上がっていることがあります。歯肉が盛り上がっている状態から、矯正によって通常の状態に戻ると、歯肉が引くので隙間が目立つようになります。
ほうれい線が目立つようになった
ほうれい線が目立つと感じるのは、皮膚自体が矯正治療で変化したケースです。
特に、出っ歯や八重歯の治療を行った場合は、治療前と比べてほうれい線が目立つ可能性が高いです。出っ歯があると鼻の下の皮膚が引っ張られているのですが、矯正治療で張りがなくなると皮膚が下がり余った状態になります。
顎関節症になってしまった・悪化してしまった
歯列矯正で抜歯すると今まであった歯がなくなることで噛み合わせに影響が出ることがあります。一時的なものですが、抜歯が原因で顎に影響を与えて顎関節症になることがあります。
また、矯正中のストレス、違和感、痛みなどで顎関節症を起こすケースもあるのです。違和感が続く場合は、主治医に相談しましょう。
歯の神経が死んでしまった
著しく歯列からはみ出た歯や複数回治療した歯は神経血管が細くなっていますので、歯を動かす際に切れて「歯髄壊死」という歯の神経が死んでしまう現象が起こることが稀にあります。
歯列矯正で失敗しないための3つのポイント
歯列矯正を成功させるポイントは、担当する歯科医の腕前にかかっています。
そのためには、豊富な症例と高度な医療技術が重要です。ここでは歯列矯正で失敗しないための3つのポイントについて解説します。
矯正の目的を明確にする
まず目的の明確化が必要です。矯正治療は長い時間がかかりますので、その間さまざまなルールを守りながら生活していかなければなりません。
目的によって治療方法も大きく異なりますので、主治医の方とよく話し合っておきましょう。
自分に合った矯正の種類を選ぶ
歯列矯正にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。部分矯正にするのか、あるいは全体矯正にするのかによっても治療期間や費用も異なるため、最適な矯正方法を選ぶことが大切です。
また、歯列矯正は時間もかかるため通院しやすい場所にある歯科医院を選びましょう。治療中に引っ越しや転勤などライフスタイルの変化があっても治療を続けられる環境作りが大切です。
歯列矯正に特化した歯科医院で治療してもらう
歯列矯正はお金も時間もかかるため失敗はしたくありません。そのため、一般の歯科医院ではなく矯正治療に特化した歯科医院を選びましょう。
歯列矯正には高度な技術と経験が求められます。選ぶ基準になるのが、日本矯正歯科学会から認定された歯科医かいるかどうかですので、ホームページでそうした専門医が在籍しているか分かるので目安にしてください。
まとめ
後悔しないための歯列矯正に関する失敗例と対策について解説してきました。歯並びが悪いと見た目だけでなく、身体のバランスにも大きな影響を及ぼします。
「吉祥寺セントラルクリニック」は矯正治療・審美治療・インプラントなどに特化した専門医院であり、歯科医と歯科技工士と連携して治療に当たっています。
安心して治療が受けられる環境かどうか、雰囲気だけでもご覧いただくだけでも良いので、一度無料カウンセリングを受けにいらっしゃいませんか。
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