歯列矯正の値段はいくら?大人・子どもの費用相場や支払い方法を解説
歯列矯正をしたいけど、費用が高額だからと諦めている人は少なくありません。歯列矯正には部分矯正や全体矯正、そのほか矯正装置も数種類あり、費用も異なりますので、その中から合ったものを選ぶことができます
今回は歯列矯正の相場と、大人と子どもにかかるそれぞれの費用や支払い方法などを詳しく解説していきます。歯列矯正は高額というイメージを払拭して、自分に合った矯正方法と無理のない支払い方法を見つけていきましょう。
歯列矯正にかかる値段の相場
大人の歯列矯正にかかるトータル費用の相場は、60万~150万円ほどです。
治療方法ごとの費用相場の目安は以下のとおりです。
ワイヤー矯正 | 60~100万円 |
---|---|
裏側矯正 | 80~150万円 |
マウスピース矯正 | 80~150万円 |
子どもの矯正 | 30~80万円 |
子どもの治療の場合、乳歯と永久歯が混在する6~12歳の「1期治療」と永久歯が全て生えそろった13歳以降の「2期治療」に大きく分かれます。
ただし上記の相場表は、あくまで目安です。大人も子どもも自由診療になるため、クリニックによって費用にはばらつきがあります。また、使う器具によっても変わるため、治療前にかかる費用を医院に確認すると良いでしょう。
歯列矯正の治療にかかる値段の内訳
歯列矯正には段階に応じてさまざまな費用がかかってきます。ここでは、費用の内訳を見ながらどのような費用なのか解説します。
治療前にかかる値段
歯列矯正を始める前には、「カウンセリング料」と「診断料」が必要になります。クリニックによっては初回無料のカウンセリングを行うところもあります。
その後、精密検査を行いレントゲン撮影や口腔内写真撮影をしてマウスピースを作成するデータを収集します。インプラントをする場合にはMRI検査も追加されます。
カウンセリング料
カウンセリングでは、歯科医師に説明を聞いた上で矯正治療を進めるかどうか判断します。歯列矯正に関する不安や質問など自分が思っていることを正直に歯科医師に話しましょう。
診断料
診断料とは、歯列矯正を始めるためのデータ収集にかかる費用のことです。これはレントゲン撮影や口腔内写真撮影、MRIなど精密検査費用になります。
歯科医師はこのデータを矯正治療の計画を立てる際の参考にします。またクリニックによっては診断料をカウンセリング費用に含めるところもあります。
治療中にかかる値段
歯列矯正を行っている間にも、さまざまな費用が発生します。どのような費用があるのか具体的に見ていきましょう。
治療費
治療費は主に矯正装置費用と調整料・処置料を合算して請求します。ただし、医院によって内訳が変わることがありますので詳細を確認しておきましょう。
矯正装置料
矯正装置料は使う矯正器具と治療方法によって変わります。以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
使用する矯正器具 | 費用相場 |
---|---|
ワイヤー(表側矯正) | 約60万~100万円 |
ワイヤー(裏側矯正) | 約80万~150万円 |
マウスピース矯正 | 約80万~150万円 |
同じワイヤーを使った矯正でも、表側矯正と裏側矯正では装置を付ける技術などの分、費用が大きく異なりますので注意しましょう。
調整料・処置料
歯列矯正を始めると頻繁に通院する必要はなくなり、私たちの歯は歯槽骨という硬い骨に埋まった状態で生えています。そのため、ワイヤーを使って弱い力で少しずつ歯を移動させながら歯列の乱れを矯正していきます。
その都度、ワイヤーの種類や曲げ方をコントロールしてやらなければなりません。それが調整料または処置料であり、クリニックによっては矯正装置料に含めていることもあるので、事前に確認しておきましょう。
治療後にかかる値段
歯列矯正が終わると、歯の後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれるマウスピースを付けて歯の動きを食い止めて安定させます。その期間を保定期間と言い、約2年かかります。
保定装置料
保定装置料は無料~約6万円かかります。タイプも耐久性が約1年のマウスピース型から、半永久的なプレート型、耐久期間が約3年のワイヤー型などあります。保定装置料は矯正治療費に含まれる場合もあるため確認しておきましょう。
保定観察料
保定期間中は数か月~1年に1度程度通院して経過観察をします。この保定観察料は無料~約5,000円です。
歯列矯正の費用支払い方法
歯列矯正費用は高額になるため、支払い方法はどうするのか疑問を覚える方もいらっしゃるかもしれません。支払い体系は2種類ありますので、詳しくご紹介します。
治療費総額制(トータルフィー制)
トータルフィー制は総額制とも言われ、ほとんど全ての治療費用を一括で支払う方法です。治療期間が延びても、装置代や通院費用の追加費用は支払う必要がないのが魅力です。
処置別支払い制
処置別支払い制は従来から行われている支払い方法で、各装置代や治療代金が提示されているのが特徴です。それぞれ装置の装着完了や治療完了のタイミングで支払っていくタイプです。
事前に多額の費用を準備する必要がない反面、都度支払いが発生するため治療が長引くとトータルフィー制よりも出費することもあります。もっとも、治療の進行具合を実感できる点はメリットであると言えるでしょう。
歯列矯正の費用は、ローンや分割払いも可能?
歯列矯正の費用は高額になるため、金融機関と連携して「デンタルローン」を設定するところもあります。また、クレジットカードで分割払いもすることもできます。
デンタルローン
近年、歯科治療でデンタルローンを採用する医療機関も増えています。デンタルローンとは、歯科治療への支払いのみを目的として借り入れできる特別なローンです。
デンタルローンの流れは、まず信販会社が一括して治療費を歯科医院に支払います。患者さんは元金と金利を月々支払っていきますが、通常のカードローンより金利が低いのが特徴です。
患者さんが未成年の場合は、親名義でデンタルローン契約を組むことができます。
金融機関の多目的ローン
銀行や信用金庫には、多目的ローン制度があります。多目的ローンとは、利用者の借り入れを行う目的に応じてローンを個別に組み立てる制度です。
歯科治療費限定でないため活用範囲は広いのでおすすめです。支払い期間は金融機関によって異なり、約6ヶ月~10年になります。
クレジット分割払い
クレジットカードの分割払いもありますが、治療を受ける歯科医院ではどのカードが使えるのか確認しておく必要があります。お手軽に使えるメリットがありますが、金利が少し高めになりますので気を付けましょう。支払回数は3~40回程度です。
院内分割払い
治療費をその期間内に歯科医院の窓口で分割払いする方法で、歯科医院独自のもののため、金利や分割手数料は発生しません。
しかし、治療期間内に完済しなければならないので返済回数が少なくなり、1回の支払い額が高くなる傾向があります。
まとめ
歯列矯正の相場と、大人と子どもの費用や支払い方法などを詳しく解説しました。気になりがちな支払い方法については、デンタルローンやクレジットカード払い、窓口精算など選択肢もいくつかあるため、ご自分に都合が良い方法を選択しましょう。
矯正治療を専門で行っている「吉祥寺セントラルクリニック」は治療の進行過程ごとに治療費を払う方法以外に、銀行振込・各種クレジットカード払い・デンタルローン・院内分割払い・電子マネーなどがあります。ライフスタイルに応じて便利な支払い方法で治療費を無理なく支払いましょう。
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