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歯磨き後のうがいは何回?フッ素効果を高める正しい方法とは

歯磨き後のうがいは何回?フッ素効果を高める正しい方法とは

目次

東京都武蔵野市吉祥寺駅北口隣接の歯医者・矯正歯科「吉祥寺セントラルクリニック」です。
「歯磨きのあと、何回うがいをしていますか?」と聞かれて戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、うがいの“回数”次第で歯の健康を左右する重要なポイントがあるのです。
フッ素の働きを最大限に活かすためには“うがいをしすぎない”ことが大切だと指摘しています。
今回は、歯磨き後の正しいうがい方法や回数、なぜそれが虫歯予防に効果的なのかを解説します。
読むことで、毎日の歯磨き習慣を変えるだけでむし歯予防の効果を高められるというメリットがあります。
結論として、歯磨き後のうがいは「少量の水で1回」がベストです。

 

歯磨き後のうがいはなぜ重要なのか

歯磨き粉には虫歯予防に欠かせないフッ化物が配合されています。
このフッ化物は歯の再石灰化を促し、虫歯菌が出す酸から歯を守ってくれる大切な成分です。
しかし、歯磨きのあとに何度もうがいをするとフッ化物が口の中から洗い流されてしまい、効果が十分に発揮されなくなります。
そのため、歯磨き後のうがいは「1回だけ」「少量の水で」行うことが理想的とされています。
国内外の歯科機関もこの方法を推奨しています。

 

フッ素の効果を引き出す習慣

フッ素は歯の表面に長時間とどまることで効果を発揮します。
とくに寝る前の歯磨きでは唾液の分泌が減るため、フッ素が残りやすく再石灰化が促進されやすくなります。
うがいを控えることでフッ素の濃度が保たれ、むし歯予防効果を高められます。

  • フッ素入り歯磨き粉を使う(1450ppmが目安)
  • 歯磨き後のうがいは10〜15mlの水で1回だけ
  • うがい後30分以上の飲食は控える
  • 就寝前の使用が特に効果的

 

年齢によって異なるフッ素使用量

年齢や口腔状態に応じて、使うフッ素の量や濃度も変わります。
小さな子どもや高齢者は唾液の分泌量が少ないため、特にフッ素の働きが重要になります。

  • 2歳以下:950ppmを米粒程度
  • 3〜5歳:950ppmをグリーンピース程度
  • 6歳以上:1450ppmを歯ブラシ全体にのせる

使用量を守ることで安全かつ効果的にフッ素を活用できます。

 

どうしてもうがいしたいときの対処法

どうしても口に残る感じが苦手な方は、フッ化物洗口剤の使用がおすすめです。
これにより口の中のフッ素濃度を保ちつつ、さっぱり感も得られます。
また、研磨剤のないジェルタイプの歯磨き剤を使えば、すすぎ回数を最小限に抑えても不快感を減らせます。

  • フッ素うがい薬で仕上げ
  • 研磨剤なしのジェルを選ぶ
  • 洗口剤使用後はしばらく飲食を控える

 

習慣を変えるためのステップ

毎日何度もうがいをしていた方にとって、1回に抑えるのは最初は違和感があるかもしれません。
しかし、意識して続けることで自然と習慣になります。
とくに夜の歯磨きでこの方法を取り入れると、睡眠中にフッ素が長時間作用してくれるため虫歯予防に非常に効果的です。
最初のうがいで汚れを吐き出し、2回目はごく少量の水で軽くゆすぐという二段階方式も効果的です。

  • 歯磨き後の1回うがいを意識する
  • 夜のケアを重点的に行う
  • フッ素を長く残すことがポイント

 

まとめ

歯磨き後のうがいは、少量の水で1回だけが理想とされています。
フッ素の虫歯予防効果を高めるには、できるだけ長く口の中に留めることが大切です。
毎日のケア習慣を見直すだけで、将来的な歯の健康に大きな違いが生まれます。
まずは、今夜から少しだけうがいの仕方を変えてみましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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吉祥寺セントラルクリニック
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