Eラインとは|キレイな横顔は歯列矯正で作れる?セルフでできるEラインの作り方を解説
綺麗な横顔を決める基準としてよく使われる「Eライン」。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。人と接する際は正面よりも横顔が多いともいわれており、その人の印象を決めるのはEラインの整った横顔かもしれません。
そんなEラインは、具体的にどのような基準で美しいとされているのか、綺麗なEラインはどのように作るのかなど、くわしい内容が気になる方も多いでしょう。
今回は、そんなEラインについて解説します。綺麗な横顔と歯列矯正の関係や、自分でEラインを整える方法も解説するので、横顔美人に憧れている方、歯列矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。
Eラインとは?
Eラインとは「エステティックライン」の略語で、横から顔を見たときの鼻先と顎先を真っすぐに結んだラインのことをいいます。一般的にはEラインから唇がはみ出していなければ美しい横顔といわれています。美意識の高い女性や芸能人は、正面だけでなく横顔の美しさにも意識を向けており、バランスのよいEラインへ整える治療を受ける方も少なくありません。
美しいEラインの特徴
もっとも美しいEラインは、Eラインよりも上唇が4mm、下唇は2mm程度内側にあることだといわれています。しかし、この基準はアメリカの歯科医師が提唱したもので、欧米人のような高い鼻を持ち合わせていない日本人には当てはまりません。
そのため、日本人ではEライン上に上唇がある、もしくは内側に入っていれば綺麗なEラインであるといえるでしょう。さらに、下唇が2mm程度内側に入っていれば、日本人のもっとも理想的な横顔であるといえます。自分でチェックするときは、指を鼻と顎先にあてて確認できます。唇があたればEラインが崩れているということになりますが、あくまでも目安なので参考程度にするようにしましょう。
綺麗なEラインができない3つの理由
美しい横顔を決める基準であるEラインですが、日本人の多くはEラインよりも唇が出ています。欧米人のような綺麗なEラインにならない理由は、どのような点なのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、綺麗なEラインができない3つの理由について解説します。
①鼻が低い
綺麗なEラインにならない原因に、鼻の低さが挙げられます。鼻筋は通っていても、鼻先の高さが不十分だと横顔は美しくなりません。日本人はやや鼻が低いため相対的にEラインのバランスが崩れ、ベストなバランスになるケースが少ない傾向にあります。
②出っ歯や受け口
口元が突出している、いわゆる口ゴボも綺麗なEラインができない原因のひとつです。出っ歯や受け口は生まれつきの骨格や、顎の成長が不十分ではなかった、日ごろの悪習慣が原因といわれています。これらはEラインだけではく、噛み合わせや顎の関節、全身のバランスにも影響を及ぼす可能性があります。
③下アゴが引っ込んでいる
身体が成長する時期に顎がうまく発達しなかった場合、下顎が小さいため引っ込んでいるように見えてしまいます。また、日ごろから下から支えるような頬杖を付く癖がある方も、顎に負担がかかり下顎が後退してしまった可能性も考えられます。顎がしっかり出ていないと、相対的にEラインが崩れてしまうでしょう。
綺麗なEラインを作るためのセルフケア
綺麗なEラインを作るためのセルフケアとして、日ごろの丁寧な手入れが大切です。二重顎を作らないように運動や食生活に気を配ったり、頬のたるみができないよう適度なマッサージや口周りの筋肉トレーニングを行ったり、日ごろから美容を意識して過ごしてみましょう。
また、口がぽかんと開いた状態だと、顔の筋肉がだらりと伸びてしまいます。口元の筋力が低下すると、口ゴボや二重顎を誘発してしまうので、鼻呼吸を意識することも大切です。鼻炎やアレルギーで鼻呼吸が難しい方は、まずは耳鼻科で鼻を通す治療を受けるようにしましょう。
綺麗なEラインを作るための3つの治療法
日本人でも綺麗なEラインに憧れる方は多く、さまざまな治療を受けて横顔を整える方がいます。Eラインを整えるには、鼻・口・顎のバランスを整えることがとても重要です。やみくもに鼻だけを高くしても美しい横顔にはならないので、注意しましょう。
ここでは、綺麗なEラインを作るための治療法を紹介します。それぞれの治療法にはメリット・デメリットや向き・不向きがあります。医師とよく相談してから治療を受けるようにしましょう。
歯並びを整える矯正を行う
口元がEラインから大きく出ている場合は、出っ歯や受け口である可能性が考えられます。その場合は、歯列矯正を行い噛み合わせや歯列を整えることで、美しいEラインへ近づけることが可能です。メジャーなワイヤー矯正や目立ちにくいマウスピース矯正など、自分の症例やライフスタイルに合った治療法を選びましょう。
ただし、歯列矯正でEラインを作る場合は、口元を後方へ下げるために健康な歯を抜くことがあります。また、治療が終わった後も後戻りを防ぐ保定装置の装着を怠ると、再び歯列が乱れてしまいます。歯列矯正を行う際は、医師とよく相談してから決定するようにしましょう。
プロテーゼ(人工軟骨)を挿入する
歯列や顎に問題がない場合は、鼻にプロテーゼを入れて高さを出す方法もあります。プロテーゼを鼻に挿入して、半永久的に鼻の高さをキープできるでしょう。プロテーゼは自分の顔にあわせてオーダーメイドできるので、細かい希望を出すこともできます。また、鼻だけでなく顎先への挿入も可能です。
しかし、プロテーゼの挿入にはさまざまな副作用やリスクがともないます。たとえば、プロテーゼが劣化すると鼻のなかで石灰化したり、適切なサイズで挿入されなかった場合は鼻が歪になったり出てきたりする可能性があります。医師の腕によって仕上がりに差が出ることもあるので、医院選びは慎重に行いましょう。
ヒアルロン酸を注入する
もっとも手軽な方法として、気になる部分にヒアルロン酸を注入する方法があります。ヒアルロン酸は鼻や顎のボリュームアップができる治療法で、治療後のダウンタイムなども少ないため検討する方も多いでしょう。また、歯列矯正のように長期にわたる通院やプロテーゼ挿入のような手術もないため、取り入れやすい治療法といえます。
ただし、注入するヒアルロン酸は元々体内に存在している物質のため、時間の経過とともに体内へ吸収されてしまいます。美しいEラインを保ち続けるためには、定期的な注入が必要となるでしょう。また、医師のセンスによっては満足できない仕上がりになるケースもあります。自分の好みと医師のセンスが合致する医院を選ぶようにしましょう。
まとめ
Eラインについて解説しました。横顔は意外と他人から見られているため、お顔の印象を決めてしまうケースもあるでしょう。自分では見えにくいため意識しにくい部分ではありますが、少しの意識で印象をがらりと変えることも可能です。
吉祥寺セントラルクリニックでは、歯列矯正によってEラインの乱れを引き起こす口元の印象改善が可能です。各分野の専門医が在籍しているので、歯列矯正を検討している方、口元の印象でお悩みの方は、ぜひ吉祥寺セントラルクリニックへお気軽にご相談くださいませ。
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