歯科コラム COLUMN
虫歯放置は危険です!痛みが消えても進行する5つの理由

目次
虫歯の痛みを我慢すれば自然に治ると考えていませんか。
放置すると歯だけでなく全身に想像以上のトラブルが広がります。
日本歯科医師会の統計でも未治療虫歯は重篤な合併症の入口と警告されています。
今回は放置した虫歯が招くリスクと進行度別の対処法を整理します。
読むだけで今日から実践できる予防法と受診タイミングがわかります。
結論は虫歯を放置せず早期治療こそ最小の痛みと費用で健康を守る近道です。
痛みは必ず強くなる
初期は冷たい物がしみる程度でも細菌が象牙質に進むと持続的なズキズキに変わります。
鎮痛薬で紛らわせても原因を除去しない限り痛みの間隔は短くなります。
さらに神経が壊死して痛みが消えると治ったと誤解しやすいですが病変は深部へ拡大中です。
仕事や睡眠に影響が出る前に歯科を受診することが時間と費用を節約します。
- 放置3か月でC2に進行しやすい
- 夜間痛は神経への到達サイン
歯が崩れ噛めなくなる
細菌が歯質を溶かすと歯冠が欠け噛む力に耐えられなくなります。
食事制限は栄養バランスを崩し体重減少や免疫低下を招きます。
大きく失った歯は詰め物が固定しにくく再発治療を繰り返す悪循環になります。
最終的に抜歯となればインプラントや入れ歯など複雑な補綴が必要です。
- 咀嚼面積が3割減ると消化器への負担が増える
- 補綴後も清掃不良なら2次虫歯リスクが残る
副鼻腔炎と骨髄炎への波及
根尖に到達した細菌は上顎洞や顎骨に炎症を広げ顔面痛や発熱を引き起こします。
副鼻腔炎は鼻づまりや頭痛を伴い抗菌薬と外科処置が長期化しやすい疾患です。
骨髄炎は骨の内部で膿が溜まり外科的掻爬が必要となる場合があります。
早めの根管治療で病巣を断てば大掛かりな手術を回避できます。
全身持病を持つ人ほど早期対応が安全です。
血管を通じた全身疾患の危険
虫歯菌は傷んだ血管から体内へ入り動脈硬化巣で増殖しやすいと報告されています。
これが血栓形成を促し脳梗塞や心筋梗塞のリスク因子になる可能性があります。
高齢者や糖尿病患者は細菌耐性が弱く感染性心内膜炎を起こすケースもあります。
口腔ケアは命を守る生活習慣病対策の1部と理解しましょう。
健康診断と同じ頻度で歯科検診を受けることが推奨されます。
放置しないための予防と受診術
毎食後のブラッシングとフロスで48時間以内にプラークを除去すれば虫歯菌は定着しにくくなります。
フッ素入り歯磨き剤を使うと再石灰化を促し初期虫歯の進行を抑えられます。
砂糖を含む間食を時間で区切りダラダラ食べをやめることが口腔内の酸性時間を短縮します。
3か月ごとのプロクリーニングで歯石と着色をリセットすればセルフケアの効果が上がります。
痛みがなくても年1回はレントゲン検査を受け隠れ虫歯を早期発見しましょう。
まとめ
虫歯を放置すると痛み増強から歯の崩壊、副鼻腔炎や骨髄炎、さらに心筋梗塞など全身疾患へ波及します。
早期治療は通院回数も費用も少なく生活の質を守る最短ルートです。
毎日のセルフケアと定期検診を組み合わせて虫歯ゼロの口腔環境を維持しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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