一般的な部分入れ歯は、自分の歯の代わりとなる人工歯と、粘膜の上に乗る歯茎と似た色の床[しょう]、これらを残っている歯に固定するためのクラスプ(留め具)からなります。テレスコープデンチャーは、クラスプではなくクラウンが付いており、残っている歯をすっぽりと覆って維持させる入れ歯になります。入れ歯がしっかりと固定されるので、安定しやすい特徴があります。
金属の内冠を被せた土台
入れ歯と連結した外冠
テレスコープデンチャーには次のような種類があります。
【コーヌスクローヌ】
残っている歯に金属の土台(内冠)を付け、その形に適合するクラウン(外冠)のついた入れ歯。外冠と内冠の摩擦力によって維持するタイプ。
【リーゲルテレスコープ】
レバーの付いた入れ歯。レバーの開閉によって入れ歯を維持するタイプ。当クリニックのテレスコープデンチャーは、患者様自身が扱いやすい「コーヌスクローネ」タイプで主に治療を行っております。簡単に取り外すことができますが、会話中や食事中に外れることはほとんどありません。
歯科技工士常駐だから出来る入れ歯治療
現在、コンビニの数より多いと言われている歯科医院ですが、コーヌスクローネは技術を要する治療のため、扱う歯科医院はごくわずかです。 コーヌスクローネは、残っている歯に被せた金属の土台の形状と、外冠の形状が重要なポイントとなり、歯科医師と歯科技工士のそれぞれの技量と連携が問われる治療です。吉祥寺セントラルクリニックでは、より質の高い治療を提供するために、当クリニックには歯科技工士が常駐しております。 綿密な連携を図りやすい環境で、治療や作製にあたりますので、患者様一人ひとりに合ったものを提供することが可能となります。他の歯科医院でお断りされた方は、セカンドオピニオンを受けにお越しください。当クリニックであれば治療ができることもあります。