※診断に時間のかかるケースや予約が混み合っている場合には、初診時ではなく2回目のご来院時に治療方法や治療期間についての説明およびお見積り書の発行を行わせて頂く場合もございますのでご了承ください。
※治療期間の短縮のため、通常はインプラント埋入手術と同時に骨の量を増やす手術を行いますが、状態によっては骨の量を増やす手術を行い、骨の量が増えてからインプラント埋入手術を行うこともあります。
※治療期間の短縮のため、通常は抜歯と同時にインプラント埋入手術を行いますが、状態によっては抜歯を行い、骨の量が回復してからインプラント埋入手術を行うこともあります。
初診時(カウンセリング・通常検査・CT検査・診断・治療方法の説明・お見積り書の発行)
患者様に最適なインプラント治療を受けて頂くために、カウンセリングにて、患者様のお悩みやご要望をしっかりと伺っております。
カウンセリングを行った後、インプラント治療に適しているかどうかを診断するため、患者様の模型(歯型)採得・口腔内写真撮影・レントゲン写真撮影・CT写真撮影などの諸検査を行い、資料採得を行わせて頂きます。諸検査が終了した後、歯科医師が診断を行い(骨の量などの計測を行わなくてはならないため、診断には多少のお時間がかかります)、その後、患者様に治療方法や治療期間についての説明を受けて頂きます(30分~2時間の時間をかけて治療方法や治療期間などについてわかりやすく丁寧に説明致します)。治療についての説明が終了した後、治療費用に関しても治療方法ごとのお見積り書を発行し説明をさせて頂いております。
CT撮影
インプラント治療は、患者様の骨の状態を正確に把握する必要があります。通常の歯科インプラントでは平面的にしか骨の状態をとらえることができませんが、CTを使用すれば三次元的に骨の状態を撮影できます。当クリニックでは、インプラント治療を希望される方には必ずCT撮影を受けていただいております。
骨の量を増やす手術 ※必要な場合
診査・診断の結果、骨の量を増やさないとインプラント治療ができないこともあります。
インプラント治療を行うには充分な骨の量が必要だからです。
正常な歯のある上顎
歯が抜けてしまった上顎
患者様の症状や顎の骨の状態にもよりますが、骨の量が少ない場合は、骨誘導再生法(GBR法) ・上顎洞底挙上術(ソケットリフト法)・上顎洞底挙上術(サイナスリフト法)などの骨の量を増やす手術を先に行うことがあります。
※治療期間を短縮するため、インプラント手術と同時にこれらの骨の量を増やす手術を行うことも多くあります。
骨の量が不足している患者様に共通している状態
- 歯周病の進行を長期間にわたり放置している。
歯周病が進行すると、歯を支える骨など歯周組織が破壊されてしまいます。歯周病の進行を長期間にわたり放置していると、骨の量が大幅に少なくなってしまいます。
- 入れ歯を長期間にわたり使用している。
入れ歯はかむときの大きな力が歯肉や顎の骨に加わり、歯茎を痩せさせます。入れ歯を長期間にわたり使用していると、骨の量が大幅に少なくなってしまいます。
- 上顎の歯を長期間にわたり失ったままにしている。
上顎の歯を失った状態が長く続くと、上顎洞が骨を吸収して、拡大してしまいます。その結果、上顎の骨の量が、大幅に少なくなってしまいます。
インプラント埋入~歯冠(人工歯)取り付け
インプラントの
埋め込み手術
安静期間
(3ヶ月~半年 )
歯冠の取り付け
インプラント埋入手術
インプラントを埋め込む手術には、1回法と2回法があります。
治療する部位やインプラントの種類や本数、また顎の状態により選択が異なってきます。インプラントのヘッド部分を露出させて埋め込む1回法は通院回数が少なくなるという利点があります。
インプラントが骨と結合した後にアバットメント(土台)を取り付けるための再手術を行う2回法はインプラントを完全に歯肉の内部に埋め込みますので、感染のリスクが少なくなるという利点と、歯肉の形態をより自然に作れるという利点があります。
どちらの手術もそれほど苦痛を伴いません。時間も肉体的疲労も一般的な抜歯治療と同程度とお考えください。
笑気麻酔
治療に対する恐怖感が強い方は、笑気吸入鎮静法(笑気麻酔によるリラックス治療)を行うことも可能ですので、インプラント治療の担当医にご相談ください。
※静脈内鎮静法(麻酔による睡眠治療)は現在行っておりません。
抜糸・固定期間(安静期間)
術後1週間程度で抜糸を行った後、骨とインプラントが結合するのを待ちます。結合するまでに要する期間は通常、上顎は4~6ヶ月、下顎は3~5ヶ月程度です。(インプラントの種類によっては上記期間を大幅に短縮することが可能な場合もあります。詳しくは担当の歯科医師にご相談ください。)
骨とインプラントの結合確認
当クリニックではペリオテストで結合状態をチェックし、治療の精度を高めております。
骨に埋まったインプラントの結合状態を客観的に判断するのは非常に難しく、結合に要する平均的な期間を目安として、感覚的に判断している歯科医院が多いのが現状です。レントゲンなどから判断して結合していると思っていたのに、実際はまだ結合が不十分だったという事故が起こり得ます。
ぺリオテストは、歯の動揺度をコンピューターで計測して数値化する装置です。インプラントの骨との結合状態を客観的に把握することができます。
仮歯の作製・調整
骨とインプラントの結合が確認できると、印象採得(型どり)を行い、仮歯の作製を開始します。
印象採得(型どり)後、院内の歯科医師の指示を受けた歯科技工士が仮歯となる人工歯を作製します。仮歯を装着した後、実際にお食事などをして頂きながら約1週間程度様子を見て仮歯の形態やかみ合わせを調整していきます。
※中間歯欠損など咬合状態が比較的安定しているケースなどは仮歯の作製を省略し、最終補綴物である上部構造体(セラミック歯など)を作製する場合もあります。
上部構造体(セラミック歯など)の作製・最終調整
仮歯の調整が終了後、仮歯の形態を参考にセラミック歯などの上部構造体の作製を開始します。
東京・吉祥寺セントラルクリニックでは院内の歯科技工士が歯科医師の立ち会いのもとで直接患者様の特徴(歯の色や形態・かみ合わせ・肌の色とのバランス・顔の形や唇の形とのバランス)のチェックを行い、お一人お一人に合ったオーダーメイドの上部構造体(セラミック歯など)を作製していきます。
さらにオールセラミック歯やメタルボンドセラミック歯に関しては、患者様からのご希望があった場合には、歯科医師の指示を受けた歯科技工士が患者様のお口の中で患者様のご希望される色に直接色を塗っていきます。
とても綺麗なセラミック歯ができあがると多くの患者様に好評を頂いております。
※標準的な歯の色をされている場合は、歯科技工士による直接の色塗りを、省略する場合もございますのでご了承ください。(直接の色塗りをせずとも自然で綺麗な色をしたセラミック歯を作製できるからです)