金属を使用した部分入れ歯(上)
金属を使用した部分入れ歯(下)
※未成年の方の保険外治療(矯正、セラミック、インプラント、ホワイトニング、その他)のお申し込みにつきましては、治療前に保護者の方のご同伴がない場合は、治療をお断りすることがございますので、ご了承ください。
金属を使用した部分入れ歯(上)
金属を使用した部分入れ歯(下)
部分入れ歯は、自分の歯の代わりとなる人工歯と、粘膜の上に乗る歯茎と似た色の床[しょう]、これらを残っている歯に固定するためのクラスプ(留め具)から構成されています。保険適用の場合は、床の素材がプラスチックになるため、厚みをもたせて強度を保ちます。床に金属を使用した部分入れ歯は、強度がありますので、保険の入れ歯よりも薄く、違和感の少ないものを作ることができます。
コバルトクロムは金属アレルギーのリスクが少ない素材です。(ただし、コバルトクロムアレルギーの方は受けられません。)コバルトクロムが持つ強度によって、厚みや違和感の少ない入れ歯を作ることができます。金属床の中で最も治療費を抑えることができます。
チタンは金属アレルギーのリスクが非常に少ない素材です。(ただし、チタンアレルギーの方は受けられません。)チタン床はコバルトクロム床の4分の1の軽さでありながら強度があるため、より厚みや違和感の少ない入れ歯を作ることができます。
プラチナ(白金加金)は金属アレルギーのリスクが少ない素材です。(ただし、プラチナアレルギーの方は受けられません。)精密な加工がしやすいため、粘膜にぴったり合いやすい入れ歯を作製できます。また、チタンほどの硬さがないので、お口の中で馴染みがよく、装着感が優れています。しかし、金属床の中で最も重さがあり、費用負担が大きくなります。