※未成年の方の保険外治療(矯正、セラミック、インプラント、ホワイトニング、その他)のお申し込みにつきましては、治療前に保護者の方のご同伴がない場合は、治療をお断りすることがございますので、ご了承ください。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニング施術前

施術前

ホームホワイトニング

施術後

ホームホワイトニングとは、患者さんご自身がご自宅でホワイトニングを行う方法です。クリニックで歯の型をとってホワイトニングトレーを作成し、次の来院時に薬液と共にお渡ししますので、ご自宅でホワイトニングトレーの中に薬液を入れ、歯に装着して使用します。 ご自宅でテレビを見たり読書をしながら、気軽に、ホワイトニングを行って頂けることが、ホームホワイトニングの最大の利点です。
上下同時に行うことも可能ですが、色の変化を実感しやすいことから、当クリニックでは片顎ずつ行うことをおすすめしております。片顎全てではなく、色の暗い歯の部分にだけホワイトニングを行うことも可能です。

ホームホワイトニングの特徴

ホワイトニング薬剤

虫歯がなく、歯に汚れが付着していない患者様であれば、初回にホワイトニングトレーの型を取り、2回目のご来院時にホワイトニングトレーと薬剤をお受け取りいただければ、あとはクリニックに行かずにご自宅で、ライフスタイルに合わせたホワイトニングを行うことができます。ご自身でホワイトニングトレーの着脱を行っていただく必要がございますが、透明で柔らかいプラスチック製なので、装着時の違和感がなく、取り外しも簡単に行えます。

オフィスホワイトニングよりも弱い薬液を用いますので、短時間で歯を白くすることはできませんが(通常2週間程度)、歯への刺激が弱く、歯自体が持っている透明感を失うリスクを少なくして、自然な白さにすることができます。また、オフィスホワイトニングは口を長時間開けていないといけませんが、ホームホワイトニングでは口を閉じてリラックスして行うことができ、患者様のストレスも軽減されるという利点もございます。

ホワイトニング剤について

当クリニックでは、アメリカ合衆国のウルトラデント社のオパールエッセンスを使用しています。
オパールエッセンスは他製品に較べ粘度が高いため、着脱の際や装着中にトレーから薬液が漏れにくいという特徴がございます。また厚生労働省に認可されていますので、安心してお使い頂けます。

1回分の薬液で片顎10歯のホワイトニングが可能です。薬液は、冷蔵庫や冷所で保管してください。保管可能な期間は未開封の状態で約3カ月ですが、できるだけ早めにお使いください。3カ月以上経過した薬液は劣化を招き、歯に悪影響を及ぼしてしまう恐れがございますので、使用しないようにご注意ください。

ホームホワイトニングの流れ

歯科医院で行うこと

ホワイトニングトレー

ホームホワイトニングの場合、2回ご来院いただきます。
初回ご来院時には、ホワイトニングトレーの型をお取りします。
2回目のご来院時に、ホワイトニングトレーと薬剤をお渡しし、使用方法などについてのご説明をいたします。ご不明点などございましたら、担当の歯科医師にお尋ねください。

ご自宅で行っていただくこと

ホワイトニングを行う前に、必ずホワイトニングトレーを歯ブラシなどで清掃し、十分に水ですすいで乾燥させてください。

薬剤の注入

薬剤注入

薬剤のシリンジ尖端のキャップをはずし、一歯ずつジェルを注入してください。片顎10歯分に対し、シリンジの半分が最大量です。ジェルの必要量には個人差がありますので、歯科医師が決めた必要量以上は使用しないでください。
部分的なホワイトニングを行う場合は、対象歯以外の部分にジェルを注入しないようにご注意ください。

ホワイトニングトレー装着

ホワイトニングトレー装着

ホワイトニングトレーにジェルが適量入ったのを確認後、鏡などを利用して、指導を受けた要領で歯にトレーを装着してください。
上:上顎にのみトレーを装着したケース
下:上下両顎にトレーを装着したケース
ジェルがはみ出して来たときは、ティッシュペーパーや脱脂綿等でジェルをふき取ってください。ホワイトニングの薬液が歯肉に付着すると歯肉の色が白くなることがありますが、3~7日程度で元の色に戻りますのでご安心ください。
ホワイトニングは1日1回最長2時間までとしてください。就寝前に行うとホワイトニング中に寝てしまう危険があるのでご注意ください。

終了後のケア

ホワイトニング終了後は、カスタムトレーを慎重に口から取り出して、口を水で十分にすすいでください。
カスタムトレーは歯ブラシ、水できれいに洗浄し、ティッシュペーパーなどで水分を拭き取って清潔にトレーケースに保管してください。歯ブラシなどで強く擦りすぎると傷がついたり、変形したりしますので、取り扱いにはご注意ください。またカスタムトレーの変形を避けるため、温水での洗浄や高温になるところへは置かないでください。