メタルボンドセラミックとは、裏側を金属で補強したセラミック歯です。
セラミック部分は、ハイブリッドセラミックではなく完全なセラミックですので、透明感に優れた綺麗な仕上がりで、また裏側が金属なので丈夫で割れにくいという利点があります。
ただ、加齢に伴い歯肉がやせてくると、歯の根元部分の金属が露出し黒いラインが見えてくるという欠点があります
メタルボンドセラミックの利点
- 変色せず、タバコのヤニやコーヒーなどの着色がしにくい素材です
- 金属で裏打ちしているので、割れにくく強度に優れています。
- 既製材料ではなく、セラミックパウダーを配合して個々の患者様に合った色を出して行くので、隣接している歯の色と調和のとれた自然で透明感のある綺麗な色に仕上げることができます。
メタルボンドセラミックの欠点(オールセラミックと比較して)
- 金属を使用しているので、金属アレルギーのある患者様は使用出来ない場合があります。
- 金属で裏打ちしているので加齢に伴い歯肉がやせてくると歯の根元部分の金属が露出し黒いラインが見えてくる場合があります。
- 金属のフレームを使用している分、歯を削る量が多少多くなる場合があります。
- 金属のフレームを使用している分、金属の黒い色が反映し透明感と明るさがやや劣ります。