※未成年の方の保険外治療(矯正、セラミック、インプラント、ホワイトニング、その他)のお申し込みにつきましては、治療前に保護者の方のご同伴がない場合は、治療をお断りすることがございますので、ご了承ください。

矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療

スピード矯正

顎の骨に埋入した矯正用のミニインプラントをワイヤーの固定源として利用して行う矯正治療です。
固定源として埋入した矯正用のインプラントは、矯正治療後に取り除きます。患者様にご負担がかかることはほとんどございません。

治療のしくみ

矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療のしくみ

顎の骨に埋入した小さなインプラントは“動かない固定源”となり、効率よく歯を動かすことができます。
一般的な矯正治療の場合、歯を動かすための固定源も歯になりますので、動かす力が上手く伝わらなかったり、動かしたくない歯まで動いたりして(アンカーロスと言います)、治療に時間がかかってしまいます。矯正用のインプラントを併用することで、歯を動かす力が適切に作用しますので、比較的早く治療を完了することができるのです。

使用するインプラントの種類

《デュアル・トップ オートスクリューインプラント(韓国)》

このインプラントは欠損部分の回復に用いる通常のインプラントではなく、矯正治療の補助装置として使用する小さなインプラントです(治療が完了しましたら、除去いたします)。
当クリニックでも多くの矯正治療中の患者様がご利用されております。

※日本ではまだ認可がおりておりません。自己責任でのお申し込みとなります。

治療の安全性について

年間1,000本以上の実績(2013年)

当クリニックではインプラント治療における豊富な実績を矯正治療にも活かし、より安全で効果の高い矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療を行うことが出来るよう、矯正担当歯科医とインプラント担当歯科医が連携し治療を行っております。 矯正治療に関することだけでなく、インプラント治療に関する不安や疑問についても丁寧にお答え致しておりますので、ご納得がいくまで遠慮なくご質問ください。

インプラント埋入手術について

一般的なインプラント治療に使用するものとは違い、矯正のために作られたミニインプラントを使用します。必要がなくなれば除去しますので、治療の間中使用すると言うことではありません。インプラントを除去した跡の穴は、数日で治癒いたします。

矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療の利点・欠点

矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療は、治療期間を短縮できる可能性がありますが、インプラントを使用するため、費用が若干高くなってしまうという欠点もあります。お口や歯の周辺組織の状態によっては適応出来ないケースもありますので、カウンセリングの際に詳しく説明をお聞きください。

利点

  • ワイヤーだけを使用する矯正よりも効果的に歯を動かすことが出来ますので、治療期間が大幅に短縮されます。
  • ワイヤーだけでは動きにくい歯も効率よく動かすことができますので、抜歯をせずに矯正治療ができる可能性が高くなります。
  • 唇側矯正(表側矯正)でも舌側矯正(裏側矯正)でも併用することが出来ます。

欠点

  • インプラント埋入のための簡単な処置が必要となります。抜歯よりも軽度な処置ですが、ご心配な方には詳しい説明を行っておりますのでご相談ください。
  • インプラントの手術が必要になりますので、一般的な矯正治療よりも費用が高くなってしまいます。
  • まれに、治療期間中にインプラントが脱落することがございます。これは、一般的なインプラントと違って、骨と結合させることを目的とするインプラントではないために起こります。症例によりますが、脱落した場合は再度の埋入手術が必要になることがございます。