インプラントの種類
インプラントの種類
インプラントメーカーは数百あると言われています。東京・吉祥寺セントラルクリニックでは、成功率が高く、かつ、安全が確認できるインプラントの使用にこだわり続けています。
ジーマー社 カルシテックインプラント≪アメリカ≫(超スピードインプラント)
世界4大メーカーとして実績・品質が評価されていることはもちろん、HAインプラントとして最も精度が高く、優れた臨床成績を持っている信頼性の高いインプラントです。
※日本で認可がおりております。
HAインプラント(ハイドロキシアパタイトコーティング)
骨と結合しやすく、インプラント治療の期間が短縮されるというメリットがあります。
ジーマーデンタル社のカルシテックインプラントは、HAインプラントの中で最も精度が高く、骨をつくる治療(骨再生インプラント治療)や全体的な治療(歯のない部分が多い治療)が必要な方に適しています。
カルシテックインプラント症例 No.1医院
メーカーの調査によると、カルシテックインプラントの使用本数(購入本数)は、日本国内の歯科医院の中では当院が1番多いそうです。(2013年9月メーカーによる回答)
この一事だけでも、当院のインプラント症例数が日本でもかなり多い方であるということがおわかりいただけるのではないでしょうか。
京セラ POI-EXシステムインプラント≪日本≫(スピードインプラント)
日本で最も歴史と実績のあるインプラントで、長期症例が豊富で信頼性が高く、品質も非常に高い精度を誇っています。
日本国内で愛用する診療所が非常に多いのが特徴です。
※日本で認可がおりております。
HAインプラント(ハイドロキシアパタイトコーティング)
京セラPOI-EXシステムインプラントも、骨と結合しやすく、インプラント治療の期間を短縮できるHAインプラントです。
1ピースインプラント
1ピースのインプラントは、アバットメントというジョイントが一体化されている構造上、前歯部に使用できなかったり、噛み合わせの状態に制限を受ける場合は使用できないというデメリットがあることをご了承ください。
オステム社 TSシステムインプラント≪韓国≫
1997年に韓国国内で初めて開発され、2013年11月には世界シェア5位となったアジア・太平洋を代表するトップブランドメーカーのインプラントです。
※日本で認可がおりております。
世界レベルで認められる高い品質と安全性
オステム・インプラントは、品質マネジメントの国際規格であるISO9001の認証を受け、全てのEU加盟国での基準を満たすものに与えられるCEマークを獲得、さらに2002年には米FDA(米国食品医薬品局)で定められた最高クラスのclass-IIIをパスしており、製品の安全性と優秀な品質を世界的に認められています。
アジア人に適したインプラント
オステム・インプラントは、韓国で開発されたインプラントです。国産インプラントである京セラインプラント同様、欧米人とは異なるアジア人の骨格に合わせて開発されているのが特徴です。
インプラントの信頼性について
インプラントは保険外診療のため、医療機関によって価格が異なります。つい治療費が安いところを探してしまいがちですが、「使用しているインプラントの種類やメーカーも異なる」ということにご注意ください。
品質、安全性
当院では、患者さんから「どこのメーカーのインプラントが安全なのか」という質問を多く受けます。インプラントはお口の中に長く留まるものですので、患者様ご自身にも、品質や安全性について十分に注意を払っていただきたいと思っています。
当院では品質や安全性の高さが確認できないインプラントは使用しませんが、世界中で数百種類あると言われているインプラントの中には、材料や品質が悪いものがたくさんあるのも事実です。例えば某国のインプラントは、国産インプラントの1/10の値段で非常に安いのですが、品質や安全性については納得できるだけの根拠がなく、当院としては患者様のお口に入れることはできません。
値段が安いことだけでお選びになるのは、患者様にとっても危険なことです。メーカーや品質、安全性についてもお調べいただいた上でご判断いただきたいと考えております。
メーカーによるインプラントの失敗率
使用するメーカーにより、インプラントの成功率はかなり違ってくるという話をよく歯科業者や歯科医師などから聞きます。一時期、骨とインプラントが結合せず、失敗の報告が立て続けに寄せられたというメーカーのインプラントの話が話題になりました。メーカーによりインプラントの成功率と失敗率にはかなり開きがあることも考えられます。
以上の理由から当クリニックではセカンドオピニオンとして受診される患者様に対し、使用しているインプラントメーカーに関しても、治療前によく調べられることをおすすめしております。一番良いのは一流メーカーのインプラントを使用しており、費用も安く、歯科医師の腕も良い、と3拍子そろっていることに越したことはないでしょう。
安売りインプラントは一流メーカーのインプラント???
最近、10万円インプラントについて多くの患者様からお問い合わせを頂いております。中には当クリニックで使用しているインプラントを10万円で治療して欲しいなどという荒唐無稽(デタラメ)な注文などもあります。しかし、長い歴史と実績のある一流メーカーのインプラントを使用すれば、材料費用と外部に支払う技工費用だけで10万円を超えてしまうのです。(詳しくは下記参照)
最近、TVの報道番組などでも頻繁に流れていますが、「某○○国の歯科技工物から大量の鉛が検出」「金属アレルギー誘発」「早急なる除去の必要」など、歯科材料や歯科技工物の品質に警笛が発せられております。当クリニックにも『インプラント1箱30本入り15万円(1本あたり5千円)』『インプラント技工1本9千円』などのチラシが届きます。確かにこのような某○○国の安い材料を使用し、某○○国の安い技工会社に発注すれば10万円でインプラント治療は行えるのでしょう。しかし、インプラント材料にしても、セラミック歯などの歯科技工物にしても、人間の口腔内に入れるものです。患者様への費用的負担を減らせるといっても安全性が保証されていない材料はやはり使用はできないので、当クリニックでは、10万円インプラントの導入は見送らせて頂きました。当クリニックでは、クオリティーの高い治療を維持していきたいことから、10万円インプラントの導入を行わなかったことに関し、患者様にご理解を求めております。
※10万円インプラントに関し、誤解されないように!
10万円インプラントといっても、埋入費用が10万円でセラミック歯などの上部構造体の費用は別途かかるというのであれば、一流メーカーのインプラントを使用することも可能かと思われます。ただし、一流メーカーのインプラントを使用して、インプラントの埋入費用+セラミック歯などの上部構造体の費用=10万円というのは、下記材料購入費用や外部技工費用などからも考え、当クリニックにおいては不可能と考えざるを得ないということです。
安心しておすすめできるインプラントメーカー
世界4大インプラントメーカー
- アメリカのジーマーデンタル社(カルシテックインプラント)
- スウェーデンのノーベルバイオケア社(ブローネマルクインプラント)
- スイスのストローマン社 (ITIインプラント)
- スウェーデンのアストラテック社(アストラインプラント)
世界的に大きなシェアを持つ代表的なインプラントで、いずれも信頼度・品質が非常に高く、インプラント治療で有名な歯科医院では、これら4大メーカーのインプラントのいずれかを使用しています。
値段の高さ=品質・精度・安全性の高さ
4大メーカーのインプラントは、高価格です。
高価格なのは、インプラントの素材に品質が良いもの(高価な素材)を使用しているからです。
安いインプラントの中には、安全性が確認されていない粗悪なものも存在します。長い歴史を持つ4大メーカーのインプラントは高価ですが、その豊富な臨床実績により安全性が確認されており、患者様に安心して治療を受けていただくことができます。
日本を代表するトップブランドメーカー
- 京セラメディカル株式会社(POI-EXインプラント)
- 株式会社プラトンジャパン(プラトンインプラント)
国産インプラントにも様々なメーカーが存在しますが、日本国内で非常に多くの医療機関に愛用され、国内のシェアの上位を占めているのは、京セラメディカルとプラトンジャパンです。
国産インプラントは世界4大インプラントと比べると歴史が短いですが、京セラメディカルとプラトンジャパンについては長期症例が豊富で、品質も非常に高い精度を誇っており、優れた臨床実績を持っています。
インプラント治療にかかる諸経費内訳
カルシテックシステムインプラント
材料購入費用の内訳
1.インプラント費用 34,500円(税抜)
2.インプラントのカバー費用 4,200円(税抜)
3.外科材料、型取り材料、その他諸費用 約10,000円(税抜)
外部技工支払い費用の内訳
4.インプラント技工費用 18,000円(税抜)
5.カスタムアバットメント技工費用 5,000円(税抜)
6.上部構造体メタルボンドセラミック技工費用 15,000円(税抜)
7.カスタムアバットメント+その他技工材料費用 22,500円~37,500円(税抜)
8.仮歯技工費用+材料費 27,800円(税抜)
9.アバットメント+メタルボンドセラミック金属費用 10,000円~30,000円(税抜)
カルシテックインプラントで治療した場合、
材料・技工費用だけで146,800円(税抜)~181,800円(税抜)かかります。
※症例や設計により各技工費用の内訳は異なる場合もございますのでご了承ください。
京セラPOI-EXシステムインプラント
材料購入費用の内訳
1.インプラント費用 34,500円(税抜)
2.インプラントのカバー費用 4,200円(税抜)
3.外科材料、型取り材料、その他諸費用 約10,000円(税抜)
外部技工支払い費用の内訳
4.インプラント技工費用 18,000円(税抜)
5.カスタムアバットメント技工費用 5,000円(税抜)
6.上部構造体メタルボンドセラミック技工費用 15,000円(税抜)
7.カスタムアバットメント+その他技工材料費用 6,100円~18,100円(税抜)
8.仮歯技工費用+材料費 27,800円(税抜)
9.アバットメント+メタルボンドセラミック金属費用 10,000円~30,000円(税抜)
京セラPOI-EXシステムインプラントで治療した場合、
材料・技工費用だけで132,500円(税抜)~165,500円(税抜)かかります。
※症例や設計により各技工費用の内訳は異なる場合もございますのでご了承ください。
当クリニックの患者様が選ぶインプラント
当クリニックでは、患者様の骨の状態や治療内容・ご予算に応じて、患者様に最適なインプラントの種類を選択して頂いております。
当クリニックでは、半数以上の患者様がカルシテックシステムインプラントをお選びになります。骨との馴染みが良く、骨形成を誘導しやすいため、「短期間で治療が終わる」「骨造成に有利に働く」という特徴が高く評価されております。
また、ブローネマルクシステムインプラントをお選びになる患者様も最近多くなってきております。「骨の量が足りないが、骨の量を増やさないでインプラント治療を行える」「インプラント埋入と同時に人工歯を装着する即日スピードインプラント治療を行える」という特徴に加え、世界で最も信頼と実績のあるインプラントであるという特徴が評価されはじめております。
京セラPOI-EXシステムインプラントに関しては国産ということから「安心してインプラント治療を受けられる」「費用も高くない」という特徴が従来どおり評価されております。
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